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20219/21

Visaバーチャルカード「BASEカード」受付開始、2022年はリアルカードも発行(BASE)

2021年9月21日19:50

ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」を運営するBASEは、「BASE」加盟店のキャッシュフロー早期化を目的に、ネットショップの売上をすぐに全国のVisa加盟店で利用できるバーチャルカード「BASEカード」の提供を開始すると発表した。バーチャルカードの発行手数料・年会費は無料だ。まずは、9月21日より先行受付を開始し、翌週以降に順次バーチャルカードの発行を開始する。

「BASE」カード(BASE)

なお、より多くのBASE加盟店に「BASEカード」を使った決済を試してもらえるように、カード利用時の決済金額から最大で5%をキャッシュバックする「BASEカードリリース記念キャンペーン」を9月28日~12月26日まで実施する。・eKYCを利用している場合は5%(1決済あたり上限500円まで。カード1枚につき上限金額5,000円まで)、利用していない場合は1%(1決済あたり上限500円まで。カード1枚につき上限金額2,000円まで)をキャッシュバックする。

BASEは、これまでも加盟店に対して売上金の入金日を最短で翌営業日に短縮できる「お急ぎ振込」や、資金調達をリスクなく行えるサービス「YELL BANK(エールバンク)」を通じて、個人やスモールチームが運営するネットショップの資金繰り早期化を推進してきたが、このほど提供を開始する「BASEカード」では、顕在化した資金ニーズの解消だけではなく、ショップオーナーが資金の悩みに直面することなくいつでも円滑な経済活動を行えるように、さらに多くの潜在的な資金課題に対する予防を見据えてサービスを提供開始する。

「BASE」カードの発行対象となる「BASE」加盟店の現状として、9割以上が4名以下でネットショップを運営する個人・スモールチームという特徴がある。かねてより「BASE」では、ショップオーナーが抱える潜在的な資金繰りの課題について将来的な対応を検討してきたが、「BASE」加盟店を対象に実施した資金繰りに関する最新のアンケート調査によって、実際に資金繰りの悩みに直面しても「解消に踏み出せない」「何をしたら良いかわからない」といった対策面での課題があることがわかった。

資金繰りに関しては、回答者の半数以上が「困った経験がある」と回答しているが、それについて実施した対策に関しては、約4割が「何もしていない」と回答しており、課題に直面していても適切な解決方法にたどり着けていない現状があるとしている。

また、「BASE」では、一般的な決済サービスでは月末締め、翌月数営業日後に入金されるサイクルが多い中で、ショップオーナーからの売上金の振込申請に対して10営業日後には口座に売上を入金するという早期入金サイクルを提供してきたが、「ネットショップの売り上げが入金されるまでの時間(10営業日)を長いと感じている」と回答したショップオーナーが回答者の約7割も存在していたそうだ。

「BASE」では、こうした個人・スモールチームの資金繰りに関する課題は、キャッシュフロー早期化により解消され、いつでも売上金を使用できる状態にすることで、よりショップオーナーの経済活動がスムーズに行われると考えている。

そこで、まずは、オンライン決済で利用可能なバーチャルカード「BASEカード」の発行を開始する2022年の上半期中にはリアルカードの発行も予定しており、オンライン・オフライン問わずネットショップの売り上げを好きなタイミングで使用できる環境を目指す。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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