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20218/13

ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET保有者の外貨預金保有率は約3割(ソニー銀行)

2021年8月12日12:00

ソニー銀行は、全日本空輸(ANA)と”2021″夏のマイル獲得チャレンジを2021年7月15日から実施しているが、これを受けてマルチカレンシーデビットカード「ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET」の利用動向を調査した。調査対象は2021年6月末時点有効口座で2021年1月~2021年6月まで集計した。

ANA マイレージクラブ / Sony Bank WALLET(ソニー銀行)

ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET は「ANAマイレージクラブカード」と「Sony Bank WALLET」が一体となり、 ANAマイレージクラブカードの基本機能に加え、 国内のVisa加盟店でのショッピングや外貨預金、 投資信託などの銀行取引でもマイルを貯めることのできるマルチカレンシーデビットカードとなる。さらに、同カードの所有者限定で、所定の金利に加えてマイルを受け取ることができる「ANAマイル付き外貨定期預金」も利用できる。

ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET は15歳以上であれば申し込み可能で、年会費無料で利用できる。また、毎月の国内ショッピング利用金額を合計し、1,000円につき5マイルを積算している(積算上限は年間40,000マイル)。

Sony Bank WALLET 全体と比べてANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET の1回あたりの利用単価は全体的に高く、 1カ月あたりの利用頻度では2割弱が月に21回以上利用している。また、月末の利用金額合計に対してマイルが積算されるため、少額の支払いでもマイルが貯まることも影響していると推察されるという。

また、ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET 保有者の外貨預金保有率は約3割で、 外貨預金保有残高別口座数割合を見ると、1口座あたりの外貨預金残高もSony Bank WALLET 全体と比べて高い。ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET ではカード決済に加え、毎月末の外貨預金残高と投資信託残高に応じてマイルが貯まるしくみがある。 資産運用をしながらマイルを貯めることができるため、こうした結果につながっていると考えられるとした。

また、同カードの保有者は「ANAマイル付き外貨定期預金」も利用することができる。預金利息のほかにマイルを受け取ることのできるという商品で、預け入れる通貨や期間によって受け取ることのできるマイルの数は変わる。マイルは、 ANAマイル付き外貨定期預金の満期後、満期を迎えた月の翌月に付与される。

さらに、ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET 保有者限定で利用できるANAマイル付き外貨定期預金の利用状況を見ていくと、契約本数ランキングでは米ドルが圧倒的な1位で、比較的高金利の南アフリカランドは2位という結果になった。また、契約本数上位2通貨(米ドル、 南アランド)における1口座あたりの保有残高では、米ドル契約者のうち約半数のかたが100万円以上保有されていることがわかった。

なお、ソニー銀行とANAは、 “2021”夏のマイル獲得チャレンジを2021年7月15日から実施している。ソニー銀行の新規口座開設およびANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET の発行や国内ショッピング、 ANAマイル付き外貨定期預金の新規契約により、最大5,000マイルを獲得することができる。

この記事の著者

ペイメントナビ編集部

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