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20217/27

物流や流通の現場最適化ソリューションを発表、POSデータとの連携も視野に(パナソニック)

2021年7月27日12:17

パナソニック コネクティッドソリューションズ社とパナソニック システムソリューションズ ジャパン(以下、パナソニック)は、2021年7月19日に記者説明会を開催し、「現場プロセスイノベーション」のSaaS型業務アプリケーション群「現場最適化ソリューション」を発表した。

現場プロセスイノベーションを推進

パナソニックの現場プロセスイノベーションは、2018年5月にPanasonic IR day 2018 中長期戦略にて取り組みを発表。2019年11月にjda software Group(現Blue Yonder)との合弁会社を設立した。2021年4月には、Blue Yonderの全株式を取得表明している。

パナソニックでは、画像認識、センシングを通じて、フィジカルな人やモノの動きをとらえ、サイバー空間で分析。それをフィードバックすることで現場の課題解決を目指している。

コロナ禍により、需要の急激な変化で部品の調達が間に合わない、納期回答が間に合わない課題が見受けられた。例えば、トイレットペーパーやマスクなどは品切れした。また、製造現場では日用消耗品の発注が間に合わず、モノの出荷を柔軟にできない課題があった。物流では、消費行動が大きく変化し、混乱が発生したという。

日本企業のDXの課題として、現場に暗黙知がたくさんあり業務プロセスに落とし込めていないとした。パナソニック コネクティッドソリューションズ社 上席副社長 パナソニック システムソリューションズ ジャパン代表取締役社長 片倉達夫氏は「業務が人の経験に依存していることなど、定義、可視化できていない」と話す。パナソニックの現場プロセスイノベーションでは、サプライチェーンマネジメントの課題を解決し、業務プロセスを定義し、サポートできるノウハウがあるとしている。

パナソニック コネクティッドソリューションズ社 上席副社長 パナソニック システムソリューションズ ジャパン代表取締役社長 片倉 達夫氏

具体的な強みとして、①製造業100年のノウハウと インダストリアル エンジニアリング(IE)、②画像認識・センシング技術 を駆使して現場のプロセスを可視化できる、③現場の最適化を支えるソフトウェアを有している、3点を挙げた。

これまでの実績として、例えば彩都パーツセンターでは、8万品番以上の部品を在庫として保管し、多品種小ロットの出荷に対応。世界中に部品を供給し、月に2.6万件の出荷に対応している。同社では、ピッキング工数が3年間の平均で+25%、10.8%のコスト減を実現し、2016年の600分から現在は15分に分析工数を削減した。また、パナソニック物流の電材厚木物流センターは、首都圏・関東エリアの前線機能として8,000品番以上を在庫し、オーダーピッキングに対応している。ライティング、エナジーシステム、メカトロニクス商品など、1日に1.9万件の出荷が可能だ。生産性目標の72%で立ち上げ直後から運用を開始し、人作業によるピッキング対比1.5倍、棚卸工数を10%削減する成果を生んでいる。また、ヤマト運輸に対しても2018年からコンサルティングを開始しており、高く評価されているそうだ。

2019年から6倍増の3,000人体制で推進

SaaS型業務アプリケーション「現場最適化ソリューション」は、最適化アプリケーション群と可視化アプリケーション群により構成されている。

現場プロセスイノベーションの国内推進体制として、2019年は総勢470名だったが、約3,000人と大幅に増員した。リカーリング事業では、2021年の20%から、全体の利益40%に対し、2030年は販売の60%にリカーリング比率を拡大させる予定だ。

「現場最適化ソリューション」では、シフト作成、入庫、仕分け、ピッキング、在庫管理や品出しなどを効率的、かつ無駄なく連携できるようにする。各々のアプリケーションを組み合わせることで、在庫を可視化し、最適化できる。

倉庫内で作業タイミングが同期(連携)がとれていないと、荷物の滞留、倉庫内で人・モノの滞留、トラックの滞留が発生する。この対策として、輸配送最適化アプリケーションにより荷量の予測、それに適した最適な日配送計画を作成する。その情報をシフト最適化アプリケーションにインプットし、シフト計画を立てる。また、詰込み後は輸配送最適化で到着時間を共有可能だ。これにより、入荷、出荷、到着までのオペレーションの最適化を実現する。

さらに、流通現場では店舗の在庫情報が把握されていないことで、過剰発注、廃棄ロス、機会損失が起こっている。また、店舗のスタッフの負担が増え、作業が非効率となる。そのため、バックルームの在庫、棚、スタッフ状況を可視化して、シフト計画の精度を上げ、適切なタイミングで作業指示を出す。店頭とバックルームの双方のオペレーションを効率化可能だ。物流で7つ、流通で8つのアプリケーションを組み合わせて使うことができる。

パナソニックコネクティッドソリューションズ社 常務 パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社 取締役 執行役員副社長 山中雅恵氏

POSデータと連携して最適な発注も可能に

今後は、Blue Yonderのソフトウェアと連携させることで、例えば画像認識やセンシング技術でお店の棚を可視化し、欠品情報を把握できるようにする。また、POSデータと連携させることで、最適な発注にもつなげることが可能だ。

パナソニックコネクティッドソリューションズ社 常務 パナソニック システムソリューションズ ジャパン株式会社 取締役 執行役員副社長 山中雅恵氏は「フィジカルな現場の情報をデジタルデータとして捉え、サイバー空間で分析、現場にフィードバックすることで改善をし続けていく」とした。現場の課題を改善し、最適な現場を継続的に実現するためにも現場と関連する上流プロセスの最適化を担うBlue Yonderはベストパートナーであるそうだ。

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