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20217/15

家計簿プリカ「B/43」に〝ペア口座〟機能が追加 生活費の支払いを一元化し家計管理をスムーズに

2021年7月16日8:00

スマートバンクは家計簿プリカ「B/43(ビーヨンサン)」の追加機能として、7月15日に〝ペア口座〟をリリース。同日、記者発表会を開催した。「B/43」はVisaプリペイドカードと家計簿アプリをセットにした生活費支出管理サービス。〝ペア口座〟は生活を支え合うパートナー同士が共同で保有できる口座であり、生活費の支払いを一元化し、支払いや残高の情報をリアルタイムで共有することによって、家計管理の効率化や改善を図ることを可能にする。

Visaプリペイドと家計簿アプリがセットに
若年層の支出管理をサポート

スマートバンクは、提供する家計簿プリカ「B/43(ビーヨンサン)」に〝ペア口座〟機能を追加し、7月15日にリリースした。

スマートバンクは2019年4月創業、2020年10月に資金移動業のライセンスを取得したフィンテックのスタートアップ企業。日本初のフリマアプリ「FRIL」を世に出したFablic社の創業メンバーが結集して2度目の起業を果たしたという変わり種だ。ラクマと楽天ペイ、メルカリとメルペイがそれぞれ対になっているように、フリマアプリはモノをお金に変換するフィンテックだったという認識から決済分野に着目。「B/43」を開発した。名称のBはバジェット(家計)、43は予算(ヨサン)や資産(シサン)を表しているという。

「B/43」は、Visaプリペイドカードと独自開発の家計簿アプリをセットにしたサービス。開発にあたり想定したペルソナは、フリマアプリのユーザーと同じく、20代で一人暮らし、月収手取り20万円。スマートバンクでは彼らの日々のキャッシュフロー管理にフォーカスして、サービス開発を進めた。「B/43」は、現金をチャージしたVisaプリペイドカードを、あたかも生活費口座のように利用してもらうことをイメージしたサービス。特徴的な機能として、利用目的別に残高を分けて管理できる「ポケット」機能、アプリ上でVisaプリペイドカードを発行・管理するための本人確認システム(eKYC)機能、チャージ残高を月2回までセブン銀行ATMから現金で出金できる機能などが挙げられる。

入出金機能、ユーザーの残高管理、eKYCやVisaのネットワークを通じた決済システムは自社開発している。Visaのネットワークとの接続処理の一部にインテリジェント ウェイブ(IWI)のクラウドサービスであるIGATES(アイゲイツ)を採用した。

2021年6月の利用実績を見ると、利用年代層では20代以下が半数を占める。10代が2%、20代が48%、30代が35%、40代が13%、50代以上が2%だ。チャージ金額では、3万円以上が35%、1万円以上3万円未満が28%、5,000円以上1万円未満が13%、3,000円以上5,000円未満が6%、3,000円未満が18%。利用加盟店は、スーパー・コンビニが51%、小売店・ECが22%、外食が10%、ドラッグストアが6%で、その他が12%。これらのデータから、「一定額の生活費をチャージして、食材や日用品などの生活必需品の購入に使うという、われわれが想定した通りの活用がされていることがわかります」と、スマートバンク 代表取締役CEO 堀井翔太氏はこれまでの事業成果を評価する。

2人がリアルタイムでお金の動きを共有
誰とでも“ペア口座”を開設可能に

15日の記者発表会では、家計再生コンサルタント/ファイナンシャルプランナーの横山光昭氏が登壇し、業務を通して把握された、昨今の家庭における家計の悩みを紹介した。横山氏によると、貯蓄が増えない、老後資金が不安、いくら投資に回してよいのか判断がつかないといった従来からの悩みに加え、コロナ禍も相まってキャッシュレス決済が急増したことで、家計支出の全体像がつかみにくくなっているという声が多く聞かれるようになっているという。また、お金がなかなか貯まらない原因のひとつとして、パートナーの収入や給料日、貯金額を知らないといったように、家庭の収支についての情報が夫婦間で共有されていないことを指摘した。

今回リリースされ、現在特許出願中のスマートバンクの〝ペア口座〟は、2人で1つの口座を共同で保有できる機能。ともに暮らすパートナーとの生活費支出管理をよりスムーズにすることを念頭に置いて開発されたサービスだが、家族に限らず、友人や同僚など、「B/43」の口座を持っている人同士であれば誰とでも〝ペア口座〟を開設することができる。

将来は資産運用、ビジネスへの活用にも期待
2020年に10億円の資金調達完了

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